Effect

音楽には、人の心を動かす効果があります。

例えば、映画のワンシーン、役者さんが、怒った演技をしていたとします。
バックに流れている音楽がとてもシリアスなものなら、観ている人はとても怖いシーンに感じるかと思います。
ですが、バックに流れている音楽が、コミカルなものだったとしたらどうでしょう。
怒っている役者さんがとてもおかしく見えて、映画を観ている人は思わず笑ってしまうかもしれません。

どんな音楽を使用するかによって、人に与える印象は大きく変わります。

また、色々なアプリやサブスクによって手軽に好きな音楽を聴くことが出来るこの時代ですが、さらに生の演奏には、体や心にもたらす様々な効果があります。

音に包まれる空間や、音の立体感、視覚から得られる臨場感は、普段あまり感じることの出来ない特別感や、他とは一味違う高級感を演出してくれます。


また、実際に生演奏と録音された演奏が人に与える影響の違いについての研究で、初等教育音楽授業の鑑賞指導において、「生演奏を聴く方が、児童たちの興味・関心が飛躍的に高まり、演奏への憧れを強く持って音楽を聴いた」という報告も。


生の演奏は、そんな非日常的な空間を作り、耳だけでなく、体全体で感じていただける、とても素敵な時間を作り出すことが出来ます。

また、音楽がもたらす「癒しの効果」「心への効果」「ストレスを緩和させる効果」には、科学的にも根拠があります。

◇音楽を聴くことで、セロトニンという神経伝達物質が脳内から分泌され、精神を安定させる
◇脳内に幸福度が高まるドーパミンの分泌を促し、ストレスホルモンを減少させる
◇落ち着いた楽曲は心拍数や血圧を下げる効果がある
◇アップテンポな音楽はエネルギーや活力を与え、優しくスローな音楽は不安や緊張を和らげる
◇音楽を聴くことで、記憶や感情も影響を受ける


「気分の転換」「励まし・慰め」「感情の記憶・誘発」「リラクゼーション」「発散」「脳神経系や自律神経系への作用」など、様々な効果が期待できます。


また、聴くだけでなく、合唱や合奏など、他の人と一緒に演奏することで協調性や、コミュニケーション能力を向上させることも。


生演奏で、「特別感や高級感」、「ワクワクする楽しい時間」、「リラックスできる癒しの空間」、「思い出に残る学びの時間」、「懐かしさに浸る、感動の時間」を演出してみてはいかがでしょうか。