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どんな曲を演奏する?|ご依頼に合わせたコンサートのプログラムづくり

今年2月、横浜市鶴見区民文化センター サルビアホール主催のコンサートに出演させていただきました。

休憩を含む90分のプログラムで、前半にクラシック、後半にミュージカル作品を取り入れた構成でお届けしました。

ありがたいことにチケットは公演の1カ月ほど前に完売となり、当日はたくさんのお客様にお越しいただきました。


「若い世代にもホールへ足を運んでもらいたい」
今回の公演では、主催者の方とのお話の中で、若い世代の方にもホールへ足を運んでもらいたい、という思いがあることを伺いました。

そこで今回、私からご提案させていただいたのがミュージカル作品でした。


ミュージカルは、世代を超えて親しまれる音楽
ミュージカルの世界はとても幅が広く、クラシックの要素を持つ作品から、ロックやジャズなどを取り入れた作品まで、さまざまな音楽があります。

また、『マイ・フェア・レディ』や『サウンド・オブ・ミュージック』など長く愛されている名作がある一方、近年ではディズニー作品などを原作とした新しいミュージカルも数多く上演されています。

音楽大学にもミュージカルを専門的に学べるコースが設けられるなど、若い世代にとっても身近なジャンルの一つになっています。

そのようなこともあり、ミュージカルは年齢を問わず楽しんでいただきやすく、普段クラシックの演奏会にはあまり足を運ばない方にも、生の歌声に触れていただくきっかけになるのではないかと思っています。


クラシックの魅力も、親しみやすさも
今回は、すべてをミュージカルにするのではなく、せっかく声楽家として演奏させていただくのであれば、クラシック音楽ならではの魅力や、ソプラノの歌声を存分に楽しんでいただける作品もお届けしたいと考えました。

そこで、前半はクラシック、後半はミュージカルという二部構成にしました。

前半のクラシックステージも、ヘンデルの「私を泣かせてください」などの有名な曲や、「鶴の恩返し」を題材としたオペラ《夕鶴》、《ロミオとジュリエット》など、物語そのものに馴染みのある作品を中心に選びました。

特に「ロミオとジュリエット」は、ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』のもとになった物語でもありますので、その後のミュージカルステージへと自然につながる流れを作ることができたのではないかと思います。

後半のミュージカルステージでは、『オペラ座の怪人』や『サウンド・オブ・ミュージック』などを歌わせていただきました。

また、アンコールで歌った「14階の女の子」は比較的新しい作品で、クラシック、ミュージカル、ジャズなど、さまざまな歌唱や音楽の要素が入り混じり、皆さんもよくご存じのメロディーも登場する、とてもユニークな曲です。

終演後、小学生のお子さんと一緒に聴きに来てくださっていたお母さまから、「娘はアンコールの曲が特に気に入ったようで、家に帰ってきてからYouTubeでずっと聴いています」という、嬉しいお声をいただきました。

今回のコンサートをきっかけに、若いお客様にも新しい音楽との出会いを楽しんでいただけたのであれば、とても嬉しく思います。


「誰に、どんな時間を届けたいか」から考える
演奏のご依頼をいただいた際、私は曲目だけではなく、「どんな場所で行われるのか」「どんな年代のお客様がいらっしゃるのか」「どんな目的で開催されるのか」といったことも大切にしながら、プログラムを考えています。

たとえば、
クラシックをじっくり楽しんでいただくコンサート。
幅広い年代の方が集まるイベント。
季節感を楽しんでいただく催し。
初めてクラシックを聴く方にも親しみやすいコンサート。

同じ「生演奏」でも、その場に合う音楽や構成はそれぞれ違います。

演奏者が一方的に「歌いたい曲」を並べるのではなく、

そのコンサートを聴いてくださる方に、どんな時間を過ごしていただきたいのか。

そこからプログラムを考えることも、演奏家の大切な仕事の一つだと思っています。


ご依頼に合わせたプログラムをご提案します
「クラシックにはあまり詳しくないので、何をお願いしたらいいか分からない」
「幅広い年代の方に楽しんでもらえる内容にしたい」
「クラシックだけでは少し堅いので、親しみやすい曲も取り入れたい」

そんな場合も、どうぞお気軽にご相談ください。

クラシックを中心とした本格的なプログラムはもちろん、ミュージカル作品を取り入れた構成や、季節・イベントのテーマに合わせた選曲など、ご依頼の目的やお客様に合わせてご提案いたします。

生演奏だからこそ味わえる特別な時間を、その場所、そのお客様に合った形でお届けできればと思っています。


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